紙上展シリーズは、今回から第６９回日本書道院展。
紹介する幹部書人らは、漢字、かなといった伝統的な分野に加えて、漢字かな交じり書きの作品にも取り組んでいる。「中正穏健にして、しかも新時代にふさわしい書道の建設と普及をはかる」という日本書道院の目標を実際に具体化した態度と考えられるのではないか。両者を並べて比較鑑賞してみると、現代の書の現況と課題が浮かび上がってくるように思われる。
中村雲龍さん「我嘗好之毎自笑 君有此病何能瘳……」＝写真［１］、「ヒィフゥミィヨイツムナ……」＝同［２］。詩文書の柔らかな表情が目立つ。
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May 14, 2020 at 09:59AM
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書の世界：第６９回日本書道院展 伝統と新しさ具体化 - 毎日新聞
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