新型コロナ、ぬいぐるみで悪疫払い “ブタ”つるし結界 沖縄の伝統的儀礼「シマクサラシ」（沖縄タイムス） - Yahoo!ニュース

　新型コロナウイルスの沈静化を願い、沖縄の伝統的な悪疫払いの儀礼「シマクサラシ」が西原町の琉球大学付属図書館で行われている。

　本来の「シマクサラシ」は集落に災厄が入ってくるのを防ぐため、家畜を屠（ほふ）り、その肉を参会者が共食した後で、肉や骨などを集落の境界などにつるして結界とする。同館では正面玄関の上方に豚のぬいぐるみやチラガー（豚の顔皮）のキーホルダーなどを下げている。

　同館職員で沖縄の歴史を研究する前田勇樹さん（29）が発案し、上司の許可を得て2月28日から始めた。「沖縄にはこんな風習があることを知ってもらえたら」と話している。

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March 17, 2020 at 03:40PM
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