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アイヌ文化、踊りで学ぶ 松阪で武四郎まつり - 中日新聞

イラッウポポを披露する旭川チカップニ・アイヌ民族文化保存会員ら=松阪市の松浦武四郎記念館で

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 松阪市出身で、北海道の名付け親として知られる幕末、明治期の探検家松浦武四郎(一八一八〜八八年)をたたえる「武四郎まつり」が二十三日、同市小野江町の松浦武四郎記念館などであった。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、出入り口で消毒を徹底するなどの対策が取られる中、五千五百人が訪れた。

 まつりは今年で二十五回目。記念館や松浦武四郎誕生地(実家)が無料開放され、ステージでは、近くの小野江小学校の児童が、北海道でアイヌ民族との関係を大切にしていた武四郎を描いた劇「武四郎物語」を演じた。

 北海道旭川市の「旭川チカップニ・アイヌ民族文化保存会」による竹製の伝統楽器「ムックル」の演奏のほか、アイヌ古式舞踊の舞台もあり、二人一組で手を取り合うあいさつの踊り「ウェカプ」、サケを盗んだ犯人を占いで捜す裁判の踊り「イラッウポポ」で会場を盛り上げた。代表の川村久恵さん(48)は「武四郎が訴えてきたアイヌ民族の現状や歴史を、踊りをきっかけに知ってほしい」と話した。

出入り口で来場者に消毒液をかけるスタッフら=松阪市の松浦武四郎記念館で

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 会場の出入り口では、風邪の症状がある人へ来場の自粛を呼び掛ける紙が貼られ、マスクを着けたスタッフが来場者の手に消毒液をかけていた。

 まつりは当初出演が予定されていた北海道知事や、アイヌ文化を発信している札幌大(札幌市)の「ウレシパクラブ」の学生らが参加を見送り、一部内容が変更された。二十二日に県立みえこどもの城(松阪市立野町)で予定されていたアイヌ文化体験交流会も中止された。

 (清水悠莉子)

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February 24, 2020 at 03:05AM
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