国の文化審議会は二十日、歴史的景観に寄与するとして「旧玉成舎主屋(きゅうぎょくせいしゃおもや)」と「旧玉成舎石蔵(いしぐら)」(ともに小川町)、「金剛寺大日堂」と「金剛寺山門」(ともに川島町)の四件の建造物を、新たに登録有形文化財に加えるよう文部科学相に答申した。県内の建造物の登録有形文化財は百八十六件になる。
旧玉成舎主屋は、一八八八(明治二十一)年に建てられた二階建ての建物。施主の松本嘉三郎が養蚕普及のため設立した団体「玉成舎」の集会場としても一時使われた。一九三一年に現在地に移築され、二〇一八年に飲食店に改装された。石蔵は主屋の西側に渡り廊下でつながっている。一八年に一階は飲食店、二階はオフィスに改装された。
金剛寺大日堂は、江戸時代中期に建てられた銅板ぶきの建物。内部には壁画や天井画が残っている。山門は一八五二(嘉永五)年の建造で、龍の彫刻が施されている。
同審議会ではまた、今年三月に指定された国指定史跡「午王山(ごぼうやま)遺跡」(和光市)の一部区域を追加指定した。同区域では弥生時代の環濠(かんごう)集落が見つかった。
(飯田樹与)
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November 21, 2020 at 05:34AM
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国有形文化財に4件答申 小川・旧玉成舎の主屋と石蔵 川島・金剛寺の大日堂と山門 - 東京新聞
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