「世界・焱の博覧会」のメイン会場として整備された「歴史と文化の森公園」。中央にはテーマ館として利用された焱の博記念堂がそびえる=西松浦郡有田町(高度約150メートルからドローンで空撮)
有田焼の産地として全国に名を知られる西松浦郡有田町。国道35号を西に向かうと、小高い丘の上に「歴史と文化の森公園」がある。緑あふれる公園の中には、バロック様式の「焱(ほのお)の博記念堂」が立っている。
この公園では1996(平成8)年7月19日から10月13日まで87日間にわたって「世界・焱の博覧会」が開かれた。
スタートと台風接近が重なるアクシデントに見舞われたものの、無事に開幕。県内外から連日大勢の客が訪れ、会期後半は開場時間を延長するなど対応に追われた。事前に見込んだ120万人を大きく上回る255万人が来場し、焼き物産地・佐賀の魅力をアピールした。
博覧会を終え、メーン会場の中心として焼き物の展示などを行ったテーマ館は、公募によって焱の博記念堂と名付けられた。
陶都・有田の町並みを見下ろすきらびやかな建物は、成人式や講演会、ワークショップなどのイベントに幅広く利用され、文化活動の拠点となっている。(写真と文・山田宏一郎)
歴史と文化の森公園が整備される前、現地は深い緑の木々に覆われていた=1988(昭和63)年、高度1000メートルから撮影
「世界・焱の博覧会」には、87日間で約255万人が訪れた=1996年7月
1992(平成4)年
世界・焱の博覧会の基本構想が決定
1994(平成6)年
歴史と文化の森公園の造成工事開始
1996(平成8)年
世界・焱の博覧会が開幕
次回(9月15日)は鳥栖市の新鳥栖駅
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
移ろいゆく時とともに、街も表情を変えていく-。小型無人機「ドローン」を使い、令和になった新しい時代の佐賀の街並みと、ひと昔前の風景とを並べ、街の息吹を伝えます。
空さんぽ今昔物語・焱(ほのお)の博記念堂(有田町)(2020年8月24日)
"文化" - Google ニュース
August 24, 2020 at 12:15PM
https://ift.tt/2YvLKnT
<空さんぽ~さが今昔物語(16)>バロック様式の文化拠点 焱の博記念堂(有田町) - 佐賀新聞
"文化" - Google ニュース
https://ift.tt/33JSEW7
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "<空さんぽ~さが今昔物語(16)>バロック様式の文化拠点 焱の博記念堂(有田町) - 佐賀新聞"
Post a Comment