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安藤忠雄文化財団賞、福島で医療支援に取り組む医師に - 朝日新聞デジタル

 建築家の安藤忠雄さんが理事長を務める安藤忠雄文化財団は、第6回の財団賞に、医師で東日本大震災後の福島県で放射線問題に関する知識啓発に取り組むNPO法人「医療・健康社会研究所」理事長の坪倉正治さん(38)を選んだ。

 坪倉さんは大阪市出身。東日本大震災発生直後から自宅のある東京と福島を往復し、診療や被曝(ひばく)検査体制の構築に携わるほか、放射線の影響について住民説明会を重ねてきた。2012年には福島県南相馬市の住民約1万人の内部被曝検査の結果を米医師会雑誌に発表、チェルノブイリ原発事故の7~10年後の内部被曝検査値より低いと指摘した。

 「未曽有の事故で言い方は難しいが、福島第一原発事故では放射線の影響はそれほどではなかった。それよりも、避難生活で家族がバラバラになったり地域の病院が閉鎖したりといった二次的な影響の方が大きい」と話す。「福島の子供たちが前向きに成長していけるよう、科学的な情報を伝えることで下支えできれば。その活動に安藤さんが共感してくださったのは非常にありがたい」

 同賞はこれまでに、昨年アフガニスタンで銃撃され亡くなったNGO「ペシャワール会」現地代表の中村哲さんらが受賞した。(田中ゑれ奈)

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