佐用郡地域史研究会の討論会「佐用大水害１０年 文化財レスキューと地域資料の防災を考える」が２９日、兵庫県佐用町佐用のさよう文化情報センターであった。災害で水に漬かるなどした資料の保全活動に取り組む歴史資料ネットワーク副代表の松下正和・神戸大特命准教授らが登壇し「史料は地域が生きた証。復興を後押しする力になる」と価値を訴えた。
同研究会は住民ら３５人で活動し、古文書の調査や保存活動を行っている。２０１８年にはふすまの下張りに使われていた旧三日月藩士の私文書を解読し、報告書にまとめた。討論会は同町の文化財にも大きな被害が出た、０９年８月の県西・北部豪雨から１０年の節目に合わせて企画した。
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February 29, 2020 at 06:45PM
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「史料が復興への力に」 佐用で文化財保存の討論会 - 神戸新聞
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