Search

九谷焼 伝統と独創性 小松・セラボクタニ 若手作家の作品展 - 中日新聞

赤ずきんとオオカミの人形などを出展した船木大輔さん=いずれも小松市若杉町で

写真

童話や妖怪、細胞など表現 

 九谷焼の若手作家の作品を集めた企画展「クタニ スケープス−九谷の視界−」が、小松市若杉町の「九谷セラミック・ラボラトリー(セラボクタニ)」で開かれている。童話や妖怪をテーマにした人形、生命と細胞を表現した独創的な作品のほか、伝統的な「染付(そめつけ)」の九谷焼などが並んだ。四月二十八日まで。(青山直樹)

 出展したのは、県内で活動する三十〜四十代の男女五人。能美市三道山町の船木大輔さん(42)は、赤ずきんやオオカミなどの人形を展示。子どもにも分かりやすい九谷焼を心掛けており、ほかにも妖怪「青坊主」の人形などがある。

染付技法で雪の花描く 

染付の技法で制作した木戸優紀子さんの「雪花」

写真

 金沢市の今西泰赳(ひろたけ)さんは、大学でミトコンドリアなどの生命現象を研究していた。陶芸作家に転身した異色の経歴で、細胞をイメージした模様をあしらった個性的な作品を出展した。津幡町の木戸優紀子さんは、白地に青色の模様が美しい染付の技法を駆使。大皿「雪花」は、皿いっぱいに広がる雪の花が鮮やかに目を引く。

 船木さんは「伝統的な染付の作品から、独創的な力作までそろい、それぞれの作家に個性がある。九谷焼の幅広さが分かる展示」と話している。入館料は一般三百円、高校生以下は百五十円。水曜休館。

 三月一日午後三時から、企画展の開幕記念イベントを開く。出展作家によるギャラリートークなどがある。空きがあれば当日参加もできる。参加料は入館料込みで五百円。

この記事を印刷する

Let's block ads! (Why?)



"伝統的" - Google ニュース
March 01, 2020 at 03:08AM
https://ift.tt/2vrHF8Q

九谷焼 伝統と独創性 小松・セラボクタニ 若手作家の作品展 - 中日新聞
"伝統的" - Google ニュース
https://ift.tt/2uBcUNS
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "九谷焼 伝統と独創性 小松・セラボクタニ 若手作家の作品展 - 中日新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.