文化庁は31日、世界文化遺産・首里城(那覇市)の火災による被害状況を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に報告したと発表した。全焼した正殿の地下の遺構表面に2カ所の損傷を確認したが、面積は全体の0.05%とわずかなため「世界遺産の価値に与える影響は軽微」としている。報告は29日付。
首里城は石造りの基礎部分や柱穴、溝など地下の遺構部分が「琉球王国のグスクおよび関連遺産群」の一つとして世界遺産に登録された。1992年以降に復元された建物は、世界遺産の構成資産ではない。火災を受け、ユネスコが被害状況の報告を求めていた。
報告では、地下遺構の大部分は盛り土で覆い保護しているため「火災の影響はない」とした。損傷した2カ所は観光や研究目的で盛り土をせず、一部はガラス張りの正殿床から来訪者が見学できるようになっていた。火災でもろくなっているといい、同庁が引き続き詳しく調べている。
焼失した正殿や北殿などの復元建物については、再建時の資料が残っているため「復旧可能」とユネスコに伝達。世界遺産の価値を分かりやすく伝える施設であり、3月末までに復元の工程表策定を目指すとしている。
〔共同〕
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January 31, 2020 at 08:25AM
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世界遺産への影響「軽微」 首里城火災で文化庁報告 - 日本経済新聞
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