一般には公開していない熱海市泉の「旧井上侯爵家熱海別邸」が二十二日、一日限定で特別公開された。事前に見学を予約していた市内外の約四十人が、意匠を凝らした歴史的建築物をじっくり見学した。(山中正義)
別邸は、外務卿で元老の井上馨(一八三六−一九一五年)の別荘として建築。市教委によると、明治の末以降に建てられたという。二〇一二年から一日二組限定の宿泊施設「湯河原 清光園 旧井上馨別邸の宿」として利用されており、昨年には国の登録有形文化財に指定された。
特別公開は文化財に親しむ県の「ふじのくに文化財オータムフェア」の一環で、開催した。参加者たちは時間をずらして少人数で、木造二階建ての別邸内を見て回った。
別邸の牧田健二館主が案内役となり、伊藤博文らの扁額(へんがく)やふすま絵、木彫りの花鳥欄間など、至る所に残る貴重な文化財や装飾の工夫を紹介。参加者たちは「細かいところにまで気を使っている」と感心した様子だった。
牧田館主は「こんなものが残っているということや井上馨のことを少しでも知ってもらえたらうれしい。小さな宿だけど堪能してもらえる」と話した。
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