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第73回岩手日報文化賞決まる - 岩手日報

 第73回岩手日報文化賞・体育賞は、文化賞1人2団体、体育賞3人1団体に決定しました。文化賞、体育賞の枠を超えて県民に感動を与えた個人・団体に贈る文化賞特別賞を県人初のプロボクシング世界王者で、9月に現役を引退した八重樫東(あきら)さん(北上市出身、横浜市在住、大橋ジム)に贈ります。贈呈式は11月3日、盛岡市愛宕下の盛岡グランドホテルで行います。岩手日報文化賞・体育賞は1948年に制定。選考委員会(委員長・東根千万億(ちまお)社長)で審査し社会、学術文化、産業経済、体育などの分野で顕著な業績を上げた個人または団体を顕彰するものです。

八重樫東さん(ボクシング元世界王者)特別賞

 八重樫さんは黒沢尻工高入学後にボクシングを始め、3年時にインターハイで優勝し体育賞を受賞。大学でも国体優勝を果たしました。2005年にプロデビューし、11年に世界王者となり、ミニマム、ライトフライ、フライの3階級を制覇。打ち合いを恐れない試合ぶりから「激闘王」と称されました。

動物いのちの会いわて(雫石町、下机都美子代表)

 文化賞は1人2団体に贈ります。

 動物いのちの会いわて(雫石町、下机都美子(とみこ)代表)は飼い主に捨てられるなどした犬猫の救出、保護、責任を持って飼育できる新たな家庭への譲渡を軸とした動物の命を守る活動を20年続けてきました。助けた犬猫は5500匹超に上ります。東日本大震災では被災動物と飼い主を支援する活動に奔走しました。

望月善次さん(盛岡市、岩手大名誉教授)

 岩手大名誉教授の望月善次(よしつぐ)さん(盛岡市)は同大教授として石川啄木、宮沢賢治の作品理解と普及に努めました。国際啄木学会会長、岩手大学宮沢賢治センター初代代表を歴任し、「啄木短歌の読み方」で04年に第19回岩手日報文学賞啄木賞を受賞しています。国語教育専門家として県NIE協議会会長も務めました。

北良(北上市、笠井健社長)

 北良(ほくりょう)(北上市、笠井健社長)は家庭、産業、医療用など幅広くガスを供給し、60年余り県民の暮らしを支えています。東日本大震災直後には、従業員が県内の酸素濃縮装置の利用者を回って酸素ボンベを供給しました。近年は災害被災地に赴き、LPG発電機での電源供給、シャワー室開設なども行っています。

 【体育賞】

 ▽小野幸一さん(45)=盛岡市、不来方高カヌー部監督

 長年にわたりカヌー部を指導。全国トップクラスの強豪校に育て、本県カヌー界の発展にも尽力しました。

 ▽宮本慎矢選手(27)=三田商店、北海道・士別中-同・砂川高-中央大

 第75回国民体育大会冬季大会スキー競技会成年男子B大回転優勝

 ▽浅沼妃莉(ひなり)選手(ムラサキスポーツ北海道、宮城・東北高2年、盛岡・大宮中)

 第3回冬季ユース五輪スノーボード女子ビッグエア優勝

 ▽八戸スケート国体成年女子2000メートルリレー岩手チーム=熊谷萌選手(山梨学院大1年、滝沢二中-盛岡工高)、三嶋萌選手(大東大4年、陸前高田・気仙中-盛岡農高)、星野帆乃華(ほのか)選手(日体大2年、葛巻中-盛岡農高)、松沢優花里選手(サンエスコンサルタント、長野・佐久中-長野高-大東大)

 第75回国民体育大会冬季大会スケート、アイスホッケー競技会スピード成年女子2000メートルリレー優勝

(選手の所属、学年、年齢は大会時)

岩手日報社

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October 31, 2020 at 09:54AM
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