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【現場の風】SOMPO美術館 日常的に芸術文化へ触れる場に - SankeiBiz

 SOMPO美術館長・中島隆太さんに聞く

 --ゴッホの「ひまわり」を見ることができるSOMPO美術館(東京・新宿)がオープンした

 「損害保険ジャパン本社ビル42階にあった『東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館』を移転して7月10日にオープンした。美術館正面玄関前にはひまわりの陶板複製を設置しており、美術館が見えたときから鑑賞して外に出るまで、日常を離れた時間を求める皆さんの期待を裏切らない文化的空間の演出にこだわった」

 --演出とは

 「世界的に有名なひまわりはアジアで唯一、東京にある。透明度の高い特別仕様のガラスケースに収めており鑑賞者の顔が映りにくくストレスなく鑑賞できる。絵までの距離も短くなり、絵の中心を鑑賞者の目線に下げたので正対できる。絵に吸い込まれる感じでガラスを忘れてぶつかるほどだ。従来と見え方が違うので、違うひまわりを発見してほしい」

 --開館に当たりどんなメッセージを込めたのか

 「ブランドメッセージは『この街には《ひまわり》がある。』とした。私たちを心豊かにしてくれる画家への敬意と地域への感謝、さらに、ひまわりがこの街にずっとあることを示すことで芸術文化を発信していく決意を込めた。新宿西口エリアのアートランドマークとして日常的に芸術文化に触れる機会が点から線、そして面になればいい」

 --SOMPOグループでの位置づけは

 「SOMPOホールディングスのグループスローガン『安心・安全・健康のテーマパーク』が事故の補填(ほてん)など物質的提供とすると、美術館は心の豊かさを提供する場だ。日常を忘れ、シナリオのない感動に出会える。コロナ禍で厳しい現実を強いられるが、絵を見ると心に一筋の光がともる。来館して楽しんでほしい」

【プロフィル】中島隆太

 なかじま・りゅうた 慶応大法学部卒。1980年安田火災海上保険(現損害保険ジャパン)入社。2009年執行役員、11年常務執行役員、15年損保ジャパン日本興亜美術財団(現SOMPO美術財団)専務理事・館長。長野県出身。

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September 04, 2020 at 03:00AM
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