京都府内の文化財保護を目的に専門家に意見をうかがう、今年度初めてとなる京都府の文化財保護審議会がきょう、午前行われました。はじめに、京都府教育員会の橋本幸三教育長が、「府内の貴重な文化財を良好な状態で次世代へ繋げられるよう諮問をお願いしたい」と開会のあいさつをすると、髙橋康夫京都大学名誉教授が審議会の会長に選任されました。審議会では、国の文化財保護法改正に伴い舞鶴市や与謝野町など７市町が、国庫補助を受けて文化財を活用するための地域計画を作成すること、また亀岡市のスタジアム周辺に生息する国の天然記念物「アユモドキ」について引き続きモニタリング調査を行うほか、府内の有形文化財が新たに16件登録されたことが報告されました。また京都府は、新型コロナウィルスの影響で、大幅に収入が減った国指定文化財の所有者に対し補助金を最大で10パーセント嵩上げすることを９月府議会に提案することもあわせて報告されました。
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August 27, 2020 at 10:00AM
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