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鎌倉の彫刻や建造物 文化審が文化財指定など答申:神奈川(TOKYO Web) - 東京新聞

木造明巌正因座像

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 国の文化審議会は、鎌倉市の円覚寺にある「木造明巌正因座像(みょうがんしょういんざぞう)」など同市内の二件の彫刻を重要文化財(美術工芸品)に指定するとともに、同市内の建造物二棟を有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学相に答申した。

 鎌倉市教育委員会によると、木造明巌正因座像は円覚寺の二十四代目住職だった明巌正因の肖像で、南北朝時代の一三六五年に仏師・院応によって造られた。高さ五十五センチ。迫真性に富む面立ちは当時の肖像彫刻の特徴だという。

 もう一件は、円応寺が所有する冥官(冥界の役人)群像のうち仏像「木造奪衣婆(だつえば)座像」など二体と一基。奪衣婆は、さんずの川で亡者の衣服を剥ぎ取るため、眉を寄せて目を見開いた表情で迫力に満ちた鬼の姿が表現されている。

 有形文化財への登録を答申された「旧太田家住宅主屋(おもや)(宝善院三摩耶庵(さんまやあん))」は宝善院の境内に立つ和洋折衷住宅。木造平屋で一部二階建て。南西隅に洋風の外観で玄関ポーチや洋室がある。

 「材木座公会堂」は地域の集会所として現在も使われている建物。木造二階建ての入り母屋造りで、金属板ぶき。町民や別荘地の住民の寄付で一九一八年に建てられ、九七年ごろに改修された。(石原真樹)

旧太田家住宅主屋(鎌倉市教委提供、波多周さん撮影)

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April 06, 2020 at 05:14AM
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