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中南米のブドウを使ったお酒、伝統的なペルーの「ピスコ」やボリビアの「シンガニ」など - MONEYzine

 今春は新型コロナウイルスの影響もあり、自宅でお酒を飲む機会が増えた人も多いはず。そこで1日の終わりにのんびり楽しめる一品として、中南米発のブドウを使ったお酒を紹介したい。

 独特の食文化を持つ美食の国、ペルーには「Pisco(ピスコ)」という美酒がある。ブドウ果汁を原料とした蒸留酒で、アルコール度数は約42度。特徴は爽やかな風味と口当たりの優しさ。ストレートやロックでも美味しいが、サワーやカクテルにもよく合う。日本でも2018年5月に一般社団法人 日本ピスコ協会が設立されるなど、年を追うごとに人気が上昇。ネット通販では、キョウダイマーケット(運営はキョウダイジャパン/東京都品川区)などが販売している。ピスコのラインアップは全9種。価格は、ほのかに甘い上品なブドウの香りの「ピスコ タベルネロ ケブランタ(700ミリリット)」の3,278円(税込)より。

日本ピスコ協会が、今年2月に開催した「ピスコカクテル&ピスコの試飲販売会」で紹介された「チルカノ」。さっぱりした味わいが特徴的のカクテルだ。

日本ピスコ協会が、今年2月に開催した「ピスコカクテル&ピスコの試飲販売会」で
紹介された「チルカノ」。さっぱりした味わいが特徴的のカクテルだ。

 ペルーの隣国ボリビアには「Singani(シンガ二)」がある。特定の地域で栽培されたマスカット・オブ・アレキサンドリアという品種のブドウでつくられた、ボリビアを代表する蒸留酒だ。日本には今春初上陸した。「シンガニ ロス パラレス アニバーサリーリザーブ[963](4,950円・税込、750ミリリットル、アルコール度数40%)」。特徴は爽やかな口当たりと華やかに広がるマスカットの香りだ。日本登場の経緯も興味深い。輸入を手がけるSudoWork(東京都豊島区)の本業は、Tコンサル。輸入のきっかけは、同社勤務のボリビア出身エンジニアの日本でもシンガニを広く知ってほしいという熱意だったそうだ。販売と販促は、日本ピスコ協会と試飲会を共同開催したBAR TIMES STORE(運営は北澤企画事務所/東京都中央区)が担当している。

爽やかな口当たりと、華やかに広がるマスカットの香りが特徴の「シンガニ ロス パラレス アニバーサリーリザーブ 」

爽やかな口当たりと、華やかに広がるマスカットの香りが特徴の
「シンガニ ロス パラレス アニバーサリーリザーブ 」

 ペルー、ボリビアと接するチリからは、日本酒酵母で発酵させた白ワインがある。「ぎんの雫(しずく)」はフランス出身の醸造家が、日本酒に用いる清酒7号酵母を使い、セ氏10度以下の超低温で発酵させるという革新的な手法を経て誕生したワインだ。種類は「ソーヴィニヨン・ブラン」と「シャルドネ」で、価格はいずれも3,850円(税込、750ミリリットル)」。前者の特徴は丸みある酸味、後者は上品な酸味の深い味わいで、ともに魚介類のみならず和食全般に合うという。また、商品名とラベルデザイン・コンセプト立案はワイン漫画「神の雫」の原作者である亜樹直氏が担当している。商品の取り扱いはトゥエンティワンコミュニティ(本社:東京都港区)。

 今春は、個性的な中南米産の美酒でいつもと違う一杯を堪能してみてはいかがだろう。

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April 05, 2020 at 10:00AM
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