伊達由尋さん(奥左)の実演を見守る来場者ら。奥右は映見さん=瀬戸市南山口町で |
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高浜市の女性鬼師、伊達由尋(ゆひろ)さんによる公開制作と講演会が二十二日、瀬戸市南山口町の県陶磁美術館であり、約二十人が鬼瓦の製法や由来を学んだ。
同館ではこの一年間で四回、常滑の急須や瀬戸の染付など、伝統的な県内の焼き物の技法や装飾に当てたテーマ展示を企画。今回は最後の展示「三州・鬼瓦」に合わせて開いた。
由尋さんは、十八歳で母・映見さんが経営する瓦製造会社「伊達屋」に入社。東京の歌舞伎座のふき替えで鬼瓦作りに携わった職人らに師事した後、独立。花や昆虫をあしらった鬼瓦をはじめ、表札や傘立てなども手掛けている。
今回は主に由尋さんが実演し、映見さんが語りを担当。茶色の粘土にへらで花の柄を彫り込んでいく由尋さんの横で、映見さんが「鬼瓦は縁起物で雲や植物、水などさまざまな柄があり、鬼面はその中の一つ」などと解説した。
最後に映見さんは「技術を伝承していくことが大切」と強調。由尋さんも「鬼瓦が身近になるよう、小物などを作って広める活動をしたい」と意気込んだ。
新型コロナウイルスの影響で各地でイベント中止が相次ぐが、天白区から来た亀田茂男さん(65)は「開催してくれてありがたい。高浜のことをあまり知らないので、勉強したいと思った」と話した。
(吉本章紀)
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March 23, 2020 at 03:05AM
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女性「鬼師」伊達さん、鬼瓦作り実演 瀬戸 - 中日新聞
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