台湾内では知らない人はいないぐらい有名な「電鍋」。
名前だけを見ると何？ 何？ という感じかと思いますが、台湾では一家に一台あると言われているほどメジャーな調理器具なんです。
ちなみに台湾のコンビニは八角のにおいが充満していますが、そのにおいの正体である茶葉蛋(茶色い煮卵)が入っている鍋も電鍋です。
そもそも電鍋って何？
まずはどんな調理器具なのか、簡単にご紹介。基本の機能として蒸す、煮る、炊くを一台で行え、しかもスイッチをONしたら放置でOK。調理が楽ちんなのも魅力です。
使い方としては、まず外釜に水を入れてからスイッチをオン。すると電気で水が加熱され、蒸発します。
水が蒸発し終わって、ある一定の温度まで上がったらスイッチが勝手に切れます。火を使わないので火加減調整の必要がなく、調理時間は外鍋に入れた水の量で決まります。
調理の際にやることといえば、材料の下ごしらえとスイッチを押すだけ。手のかからない優れものなのです。
「蒸す」「煮る」「炊く」の各調理方法で作れる代表的なメニューはというと、「蒸す」は茶碗蒸し、野菜や肉魚の蒸しものやホイル蒸しなど、「煮る」は煮卵、魯肉(豚そぼろの台湾風煮込み)、各種スープなど、「炊く」は、ご飯を炊くのももちろんですが、おこわなども作れます。
さらにアレンジをすれば調理の幅が無限に広がるのも、電鍋の特徴です。
「家樂福」こと、カルフールならお土産も探せる
◆家樂福 桂林店
電鍋の魅力を知ったら今度は購入したくなるはず。台北市内のおすすめ3店舗をご紹介します。
まずは台湾を訪れた際、一度は立ち寄りたい大型スーパー「カルフール」。その中でも、西門町にある「桂林店」は観光客がいちばん多く訪れる店舗。
フロアの一部を除き24時間営業なので利用しやすいのも魅力。売り場入口へはエスカレーターに乗り2階へ。すぐ左手に家電コーナーがあり、様々なメーカーの電鍋が10種類以上取り揃えられています。
おすすめの商品は比較的コンパクトな「大家源」というメーカーの3人用サイズ。箱もコンパクトなので、購入後スーツケースに入れてもそこまでかさばりません。ひとり暮らしの人や電鍋初心者でも気軽に購入できる価格も魅力。
専用の鍋や軽量カップ、さらにはしゃもじなどがセットになっているのも嬉しいですね(メーカーにより付属品が異なりますのでご注意ください)。
同じく3人用サイズで、デザイン性も機能性も高いクールなデザイン、かつ実用性の高い電鍋をお求めの人には、シルバーカラーがスタイリッシュな同じく「大家源」の電鍋がおすすめ。
こちらは蓋が帽子のように深みのあるタイプなので、蒸し器を入れて蒸し料理を楽しむこともできます。お土産探しのついでに立ち寄るのもおすすめです。
家樂福 桂林店
所在地 台北市萬華區桂林路1號電話番号 02-2388-9887営業時間 24時間営業(美食街/商店街は11:00～22:00)アクセス MRT西門駅1番出口から徒歩約7分
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March 10, 2020 at 05:00AM
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