人気講談師の神田松之丞さん(36)が11日、真打ち昇進と同時に大名跡「神田伯山」を六代目として襲名、東京・新宿の末広亭で披露興行に臨んだ。
高座に登場すると、立ち見も含め満員の客席から拍手がやまず、新伯山さんは「盛り上がりすぎですよ」と苦笑い。歌舞伎俳優が独自の工夫で成功する演目「中村仲蔵」を約40分熱演、「日本一」などの声が掛かった。
伯山は江戸後期の初代以来、講談を代表する名前で、五代目死去後、44年ぶりに復活した。
新伯山さんは2007年に神田松鯉さん(77)=19年に人間国宝認定=に入門した。「今チケットを最も取りにくい講談師」といわれている。
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2020-02-11 12:31:34Z
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