
歌舞伎俳優、尾上菊之助さん(42)が昨年末に主演した新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」の舞台映像が、全国の映画館で公開中だ。アニメ映画界の巨匠・宮崎駿監督の原作漫画を古典歌舞伎の様式で表現した舞台は全日程のチケットが瞬時に完売。制作した松竹がファンの熱望に応え、約6時間に及ぶ大作を前後編に分けて上映する。
菊之助さんは、自然と人間の共生をテーマにした「ナウシカ」の歌舞伎化を、5年がかりで進めてきた。三味線や
「稽古場は毎日が実験で、一座のみんなで知恵を出し合った。映像を見て、古典になり得る可能性を持った作品になった感動がありました」としみじみ語る。
昨年12月、東京・新橋演舞場での開幕から3日目の昼公演中に、「トリウマ」というキャラクターの背に乗った菊之助さんが転落、左腕を亀裂骨折するアクシデントもあった。その夜の公演は休演となったが、翌日から復帰した。しばらくの間、左腕が動かせない影響で一部の演出が変更されたが、映像ではナウシカの舞踊なども入った当初の演出で見ることができる。
新作に挑んだおかげで、歌舞伎を創造し、磨き上げてきた先人たちの「熱」を追体験できたという菊之助さん。気持ちも新たに、東京・国立劇場の3月歌舞伎公演(3~26日)では古典歌舞伎の名作「義経千本桜」で主人公の3役(平知盛、いがみの権太、狐忠信)に挑む。
権太と狐忠信は父、尾上菊五郎さん(77)をはじめ音羽屋(菊五郎家)が代々受け継いできた役で、知盛は義父の中村吉右衛門さん(75)の教えを受けている。「3役全てを演じるのは、長年の夢でした」と語る。
また、3月14日には東京・上野の東京国立博物館で、文化芸術の祭典「日本博」のオープニングセレモニーに出演する。記念公演で能、文楽など様々な伝統芸能の名手と共に野外舞台に上がり、舞踊「
「風の谷のナウシカ」は東京・東銀座の東劇ほか、全国の映画館で前編が公開中(20日まで)。後編は28日~3月5日。東劇のみ、前編は2月27日まで、後編は3月12日まで上映期間を延長する。
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February 16, 2020 at 09:25PM
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菊之助さん主演、「ナウシカ歌舞伎」の舞台映像上映中…伝統的演出も駆使 - 読売新聞
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