Search

文化財の防火訓練充実へ 首里城受け、総務省消防庁 - 日本経済新聞

総務省消防庁は16日までに、首里城(那覇市)の火災を受け、文化財の防火訓練マニュアルを作ると明らかにした。スプリンクラーなど自動消火設備の設置が難しいケースや、施設職員が少ない深夜も想定。消防車到着までの間、職員らがなるべく初期消火できるよう、日ごろの訓練を充実させる。来年春までに完成させたい考えだ。

首里城火災は10月31日未明に発生。城跡に復元された正殿など6棟が全焼した。スプリンクラーは設置されていないなど、初期消火の体制に課題があったとされる。

これを受け文化庁は、重要文化財などに関する防火対策指針を年内にも改定。大規模な木造建築物や避難に時間がかかる建物は自動消火設備の設置を求める方針だ。

しかし、スプリンクラーは、建物の構造によっては管を巡らせるのが難しかったり、文化財としての価値を損ねたりする恐れがある。このため、設置が難しい場合は、職員らが消火器で延焼を抑えることが求められ、実効性を高めるには訓練を重ねる必要がある。

マニュアルでは「自動消火設備がない」「職員が少ない」「利用客が多い」といった場面を想定し、効果的に訓練する手順を紹介。電気設備や線香など火元になる可能性があったり、障子など延焼しやすかったりするなど、訓練で重視すべき場所も盛り込む。

〔共同〕

Let's block ads! (Why?)



"文化" - Google ニュース
December 16, 2019 at 08:52AM
https://ift.tt/34kFwHz

文化財の防火訓練充実へ 首里城受け、総務省消防庁 - 日本経済新聞
"文化" - Google ニュース
https://ift.tt/33JSEW7
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

Bagikan Berita Ini

0 Response to "文化財の防火訓練充実へ 首里城受け、総務省消防庁 - 日本経済新聞"

Post a Comment

Powered by Blogger.