食物繊維をとっても大腸ガンは予防できない! 乳酸菌がガン細胞を増加させる? 新しいお腹の常識
乳酸菌は善玉菌、食物繊維でお腹のお掃除、本当でしょうか? 日本人の10人に1人、1000万人以上の方が、過敏性腸症候群(以下、IBS)に罹っています。食事のたびに腹痛や不調に悩み、仕事や学校が続けられないこともある難病です。これまで原因は腸の環境が悪化しているためだとされ、ヨーグルトや食物繊維が勧められてきました。これが大間違いだったのです。最新の研究から、乳酸菌と食物繊維が腸内環境を悪化させる原因であり、IBSは乳酸菌やビフィズス菌などが食物繊維や糖を異常発酵させ、そのガスが腸を膨張させていることがわかりました。
☑ 野菜や乳酸菌はお腹に悪い?
☑ 食物繊維や糖質を避ければ過敏性腸症候群は治る
☑ ヨーグルトを食べると太る? 乳酸菌を除菌せよ
☑ 乳酸桿菌ですい臓がんになる?
☑ ビフィズス菌と乳酸菌は病気の人に多い?
☑ 胃がんの人の胃の中は乳酸菌だらけ
<目次>
第一章 過敏性腸症候群(IBS)は難治性の病気です
第二章 宿便はありません! 腸の常識・非常識
第三章 乳酸菌は危険な悪玉菌
第四章 ピロリ菌を除菌しても胃ガンは減らない
第五章 欧米では常識! 腸を治す最新食事事情
第六章 低フォドマップ食で腸を治す
※体質診断チェックシート付き
著者:宇野良治(うの・よしはる)
医師・医学博士。北里大学医学部医学科卒業。2001年まで弘前大学医学部および附属病院勤務(助教)。その後、東邦大学大森病院客員講師、北京軍区総病院客員教授、米国ユタ大学客員教授、日鋼記念病院消火器センター長などを経て、2015年からフリーランスの内視鏡医。2015年、過敏性腸症候群の治療食である「低フォドマップ食」の商標を取得。問い合わせなどはブログで受付中。
宇野コラム
http://blog.livedoor.jp/yoshiharu333/
『乳酸菌と食物繊維が腸を壊す』(宝島社新書)
発売日:2022年10月7日
定価:990円(税込)
ページ数:224ページ
https://tkj.jp/book/?cd=TD035103
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