
静岡市は4日、同市葵区の静岡浅間神社で、建造物の保存修理の現場を一般公開する見学会を始めた。文化財保護強調週間にちなみ、10月から市内各所で行った文化財特別公開の一環。
見学会は事前予約制で2日間行う予定で、初日は20人が参加した。静岡浅間神社では2014年から20年計画で、重要文化財に指定されている建造物群の保存修理を進めている。参加者は漆の塗り替えが進む北回廊の工事現場と、今月修理を終えた楼門を解説付きで見学した。
北回廊では工事を取り仕切る文化財建造物保存技術協会の担当者が、進展の異なる現場を案内しながら漆の塗り替えの工程を説明。楼門では同神社の神職が、鮮やかによみがえった彫刻の彩色技術などを解説した。
参加した市内の60代の女性は「(楼門の)彫刻をこんなに細部まで見たのは初めて。望遠鏡などでもっと見てみたい」と話した。
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December 05, 2020 at 09:30AM
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浅間神社の保存修理見学 静岡市 文化財特別公開の一環|静岡新聞アットエス - @S[アットエス] by 静岡新聞
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