佐賀新聞社が11月3日の「文化の日」にちなんで贈る佐賀新聞文化賞、文化奨励賞、特別賞の2020年度の受賞者が決まった。文化賞の教育部門は、福祉や幼児教育などで地域を支える人材の育成に取り組んできた学校法人永原学園理事長の福元裕二さん(71)=佐賀市=が受賞した。
文化賞の社会部門は、官学連携し、肝がんの予防啓発や治療に尽力、県の肝がん死亡率全国ワーストから20年ぶりの脱却に貢献した佐賀大医学部附属病院肝疾患センターが選ばれた。
文化奨励賞(芸術部門)は、白磁や和紙染めなど伝統技法を引き継ぎながら独創的な作品に昇華させ、高い評価を受ける陶芸家の中村清吾(44)、美穂さん(36)夫妻=西松浦郡有田町。特別賞(体育部門)には、選手、指導者として「剣道王国」の名を確立した県剣道連盟会長の井上正一郎さん(79)=佐賀市=に贈られる。
佐賀新聞文化賞は、地域の発展や文化の振興に貢献した個人・団体を顕彰するため1956年に創設し、65回目。学術や教育、産業、社会、芸術、体育の分野での功績をたたえ、文化奨励賞は75年に始まった。贈呈式は11月2日午前11時から、佐賀市のホテルニューオータニ佐賀で開く。(福本真理)
【略歴】
■福元裕二さん
山口県下関市出身。九州大大学院農学研究科修士課程修了、農学博士。民間企業を経て1990年、学校法人永原学園に赴任した。2008年、理事長に就任。西九州大学短大部の学長も務める。14年に藍綬褒章を受章した。
■佐賀大医学部付属病院肝疾患センター
佐賀大医学部附属病院が2008年、肝疾患診療連携拠点病院に指定。11年に肝炎医療コーディネーター養成事業を開始し、12年に肝疾患センター開設。20年、高橋宏和センター長就任。スタッフは医師と看護師、肝炎医療コーディネーターら計9人。
■中村清吾、美穂さん
中村清吾さんは1975年、有田町生まれ。九州大経済学部卒、日本工芸会正会員。美穂さんは1983年、福岡県生まれ。福岡教育大美術科卒。昨年は清吾さんが菊池ビエンナーレ、美穂さんが佐賀美術協会展で美術協会賞と佐賀県美術展で大賞を受賞した。
■井上正一郎さん
佐賀県剣道連盟会長。佐賀大卒業後、高校教諭の道に進む。指導者として選手の強化や競技の普及などに取り組む傍ら、選手としても全国規模の大会で活躍した。1976年の佐賀国体では旗手を務めた。2015年に瑞宝小綬章を受章。
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October 27, 2020 at 06:00AM
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