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ジビエ文化 もっと能登に 穴水の食品店イノシシ肉販売 狩女の会と連携 - 中日新聞

バラ肉や肩ロース肉といったイノシシ肉が並ぶ店内=穴水町川島のサン・フラワー・マリヤマ穴水店で

バラ肉や肩ロース肉といったイノシシ肉が並ぶ店内=穴水町川島のサン・フラワー・マリヤマ穴水店で

  • バラ肉や肩ロース肉といったイノシシ肉が並ぶ店内=穴水町川島のサン・フラワー・マリヤマ穴水店で


 穴水町川島の食品スーパー「サン・フラワー・マリヤマ穴水店」は、ジビエ(野生鳥獣肉)の消費拡大を狙い、地元のイノシシ肉の販売を始めた。今後はクマやシカ肉も店頭に並ぶ予定。女性狩猟者でつくる「狩女(かりじょ)の会」と連携した取り組みで、主宰する同町の福岡富士子さん(50)は「一般の家庭に並ぶことで、もっとジビエ文化が能登に広まってほしい」と期待する。 (森本尚平)

 並ぶイノシシ肉は、ともに一パック二百グラムの税抜きで、バラ肉(九百円)と肩ロース肉(千二百円)。脂身のあるバラ肉は、焼き肉や肉じゃがに使え、粗みじん切りにしてミンチにするとギョーザやハンバーグにもできる。肩ロース肉は、すき焼きやしゃぶしゃぶに合うという。福岡さんは「イノシシ肉は低カロリーで高タンパク。鉄分も豊富で、さまざまな料理に活用できる」と説明する。

 穴水店では、一年前に穴水町内浦にできた民間の獣肉処理施設「里山食品」からイノシシ肉を仕入れ、ジビエのカレーなど加工食品も販売する。すでにジビエの販売を始めている同スーパー門前店の大山修司店長(53)は「ジビエの拡大に協力したいと取り扱い始めた。大好評で、すでに門前店では完売になった」と人気ぶりを話す。

 福岡さんは、町内でジビエの料理教室などを開き、田畑を荒らすイノシシなどの活用を訴えてきた。それでも「食肉として加工されるのは一割程度。飲食店で高級なジビエ料理を食べるのもいいけど、それでは消費が足りない。ジビエは栄養価も高いので、これを機に一般家庭での活用につながれば」と願う。

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