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(公財)埼玉県芸術文化振興財団理事長の就退任について - saitama.lg.jp

 

発表日:2020年6月10日11時

県政ニュース

課所名:(公財)埼玉県芸術文化振興財団
担当名:総務企画部
担当者名:浜、島田

平素より公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団の事業並びに運営につきまして、ご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。

さて、当財団では、本日付けを持って竹内文則理事長が退任し、後任として加藤容一が理事長に就任いたしましたのでお知らせいたします。

新たに就任する理事長のプロフィール等

1 氏名・年齢

加藤 容一(かとう よういち)65歳

2 就任年月日

令和2年6月10日

3 略歴

  • 昭和53年4月サッポロビール株式会社入社
  • 平成21年3月サッポロホールディングス株式会社取締役兼経営戦略部長に就任
  • 平成24年3月同兼サッポロ不動産開発株式会社代表取締役社長に就任
  • 平成26年3月サッポロホールディングス株式会社常務取締役兼サッポログループマネジメント株式会社代表取締役社長に就任
  • 平成28年6月株式会社さいたまアリーナ代表取締役社長に就任
  • 令和元年6月同退任

4 就任にあたってのコメント

当財団は、質の高い舞台芸術作品の創造・発信と、県民の芸術活動の支援等により、埼玉県の芸術文化の振興を図ることを目的に、1993年(平成5年)に設立され、歴代の理事長、芸術監督を中心として、埼玉独自の取り組みなどを推進し、高い評価を得てきました。

創設以来、世界レベルの芸術鑑賞の場の提供のため、世界のトップアーティストの招聘を行うとともに、故蜷川幸雄芸術監督のもとでの彩の国シェイクスピア・シリーズなど独自の舞台芸術の発信、県民を巻き込んだゴールド・シアターや近藤良平氏の指導のもとでの幅広いダンスパフォーマンスや障がい者参加の取り組みなどを行ってきました。海外の著名なコンテンポラリーダンスカンパニーの首都圏における主要な公演会場としても定着しています。

さらに、これらの発信の場として彩の国さいたま芸術劇場、埼玉会館の施設の管理運営を行うなど、埼玉県の芸術文化の振興に資する事業を実施してきました。

今年財団は27周年を迎えますが、2つの施設の管理運営実績とこれまでに蓄積した芸術文化全般のノウハウ、それを保有する人材の力を最大限発揮し、埼玉だけでなく日本における最高レベルの芸術文化の情報発信機能を担う財団として活動していきたいと思っております。

しかし、現在、世界を巻き込んだ新型コロナウイルス感染症の脅威とそれに対応する新しい生活様式の浸透により、芸術文化の発信やアーティストなど関係者の活動の場が大きく制限されています。この収束にはまだ時間がかかると思われ、当分の間ソーシャルディスタンスの導入など感染拡大を防止するためのガイドラインに沿った事業運営を行うこととなります。さらに、これを契機に人々の生活観や行動の変化が起こることも考えられます。舞台芸術や音楽を目の前で鑑賞することでの心の高まりや感動、演技者・演奏者とお客様とで築く一体感・臨場感がもたらす精神的豊かさは人々にとって必要なものであると信じ、これからの時代の新しい舞台芸術の在り方の模索も含め、当財団一丸となって芸術文化のさらなる振興に向け全力で事業を推進していきたいと思います。

皆様の引き続きのご理解とご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

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