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【川越】東京友禅の伝統を受け継ぐ職人の技 - ショッパー


日本を代表する三大友禅は「京友禅」「加賀友禅」「東京友禅(江戸友禅)」。

その中で東京友禅の伝統を受け継ぎ活躍している染色職人を取材しました。

糸目友禅の技法で染色を行う稲木実さん


染色工房稲木は、東京友禅の伝統的な技法を継承している染色職人の稲木実さんが2年前に構えた工房。

“もっと着物や染色文化を身近に感じて知ってもらいたい”と染色体験を気軽に楽しめるワークショップや友禅染織教室なども行っています。

気軽に染色のワークショップを体験できます


また、「川越きものの日実行委員」としても活動。

実さんが発起人となった「着物供養」は、毎年11月に行われ、思い出の着なくなった着物を飾ったり、リユースしたりと再び目を向ける機会をつくっています。


現在、日本工芸会員でもあり幅広い分野で活躍している実さんが、家業であった東京友禅を3代目として受け継いだのは20歳の時。

幼い頃から、染めは身近なもので、迷うことなくデザイン全般を学べる道に進み、社会勉強のために2年間だけと決めてサラリーマンも経験したそう。


東京友禅は、多色染めで華やかな京友禅や加賀友禅とは異なり、落ち着いた色味で、その渋さの中にある“粋さ”が持ち味。

実さんが手掛ける作品は、ぺんぺん草や姫踊り子草など道端や庭などに生えている身近な草木や自然をモチーフにしたデザインが多いのが特徴。


「もちろん技術は必要ですが、オリジナリティが重要。特にデッサンは大切にしています。図案を自分なりに考えて模様として描きたいものデザイン化する楽しさと難しさがありますね」と実さん。

黒、赤、黄、ピンク、青の基本5色の染料を混ぜ合わせて色を作るので、二度と同じ色は出せないそう。

取材当日は、友禅染で色挿し中。

隣同士の色が混ざらないように模様の輪郭を糊で描く糸目友禅の技法で、花弁を1枚1枚、丁寧に手描きしていました。

染色工房稲木
住所/埼玉県川越市仲町9の10
電話/090-5525-3399

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January 21, 2020 at 03:07AM
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