岩手県文化財保護審議会は３１日、仏像や遺跡出土品など新たに３件を県指定文化財に指定するよう県教育委員会に答申した。県教委定例会での議決を経て４月中旬にも指定される見通しだ。
答申されたのは①長根寺の「木造虚空蔵菩薩坐像（ぼさつざぞう）」（彫刻、宮古市）②「長倉Ⅰ遺跡出土品」（考古資料、軽米町）③「八木巻神楽」（無形民俗文化財、花巻市）の３件。指定が決まれば、県指定文化財は計３９７件となる。
木造虚空蔵菩薩坐像は「応永２４年（１４１７年）」の墨書銘がある。肩幅が広くずんぐりとした体形など、岩手に伝わる禅宗彫刻の特徴があり、室町時代前期に作られた他の彫刻との比較検討の史料になるという。
長倉Ⅰ遺跡出土品は土器や土偶…
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February 01, 2020 at 09:00AM
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岩手）仏像や土器、神楽…県文化財に3件答申 県審議会 - 朝日新聞社
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